【育成19】ダメクズと☆デートしちゃおっ① お食事編

M子「今日のデートはレベル1。ズバリ、お食事!」

M子「ヒロくん。あたしたちのデートを見て、しっかり学ぶのよん!」

ヒロ「まだ始まってもいないのに、絶対に役に立たないという確信と、不安要素しかないんだけど……」

M子「シチュエーションの確認をするわね。季節は春先、空を見上げれば雨が降りそうなどんより雲、ちょっと肌寒い。待ち合わせは渋谷ワン公前に11時。それから、美味しいランチを食べに行く予定よ」

M子「それじゃ――アクション!」

~ 待ち合わせ編 ~

美 少 女 M子ちゃん が、渋谷 の ワン公 前 に 現れた !
うきうき気分 で クメ を 待っている !

M子「ね、ね、ヒロくん。このワンピース可愛い? 桃色過ぎてあざとくないかな??」

ヒロ「いいんじゃない? ……(すっごい悩んで決めてたみたいだし、迂闊なこと言えないよなあ)」

M子「ヘックション! くしゃみっ」

ヒロ「何そのくしゃみ!?」

M子「(ずびーずびずびっ)」

ヒロ「……まだ春先なんだから、肩掛けくらい持ってこいよ。風邪ひいたらどうすんの。ったく(上着を羽織ってあげつつ)」

… … … …


腕時計 の 針 が、13時半 を 指した !!


ヒロ「ああ、すでにダメクズ!! 待ち合わせ時間、二時間半もオーバー!」

M子 の 携帯 が 鳴った!


クメ「あ、M子ちゃん? 連絡遅くなって、本当にごめんね。それで、重ね重ね申し訳ないんだけど、池袋のイケメン梟の前まで来て貰えるかな?? いろいろと忙しくて」

ヒロ「ええー!? 今更待ち合わせ場所変更かよ!!!?」

M子「そっかあ。うん、分かった。すぐに行くね」

ピッ


M子 は イケメン梟 まで 向かった !
しかし 、 クメ は いない !!


M子「(携帯電話にて)もしもし、クメさん? イケメン梟前に着いたわん」

クメ「分かった。すぐ側のカフェにいるんだ。ちょっと待っててね」

ヒロ何で呼び出した側が、待ってないんだよ!!!

ヒロ「っていうか、何で怒んないの、M姉ちゃん!?」

M子「ふええ? だって、忙しいなら仕方ないじゃない><」

ヒロ「あの姉ちゃんが、天使に見える……。一体全体何が起こったんだってばよ……」

クメ「M子ちゃん、お待たせ。本当にごめんね!」

M子「んーん、平気よん。さ、行きましょうかっ」

ヒロ「クメさん。ちなみに、どうして遅れたんですか?」

クメ「ん? ああ、午前中のデートが予定よりも長引いちゃって」

ヒロ「…………」

~ お食事編 ~

「いらっしゃいませ、パイゼリヤにようこそ」


ヒロ「―――って、姉ちゃん、ファミレスでいーんだ!? 以外と慎ましやかだったね!?」

クメ「何でも好きなの頼んでいいよ」

M子「じゃ、あたしはドリアにするー」

ヒロ「嘘!? それ一番安いやつだよ!? いいの!?」

M子「???」

ヒロ「……いや、ごめん。じゃ、オレもそれにする」

クメ「あ、じゃ、僕もそれで」

…… …… ……


クメ が 珈琲 を こぼし た !
M子 の ワンピに 大ダメージ !


クメ「大丈夫?(もぐもぐもぐ) ごめんね(ズズズー)」

M子「平気よん(ふきふき)」

ヒロ「…………」

ヒロクメ―――!!!!!!

クメ「ん? (もぐもぐもぐもぐ)」

ヒロ「拭けとまでは言わない! だが、何事も無かったように食事続行するのはおかしいだろ――――――!!!?

クメ「???」

M子「??????」

ヒロ「って言うか、M姉ちゃんが悲惨過ぎて、見ていられない……これ、ギャグなんだよね!? そうだよね!? ねえ!!!?

~お会計編~

「本日のお会計は、810円でございます」


クメ「じゃ、会計別々で」

ヒロ「まさかの割り勘――――――!!!?」

ヒロ「あんた、何でも頼めって……ああ、だからか! 太っ腹でも何でもねえ!!」

クメ「ヒロくん。男が女性の食事代を払うべきなんて前時代的な考え方だよ」

ヒロ「いや、うん、そうかもしれないけど、でも、250円じゃん……あんた、成人してんじゃん……」

クメだが、無職だ!(ドンッ)

ヒロ「なるほど」

ヒロ職安いけ

M子「あ、そだ。取り込み中にごめんね、ヒロくん。お金貸して? 財布の中、120円しかなくって」

ヒロ「……? どうやって食事する気だったの? クメさんに支払い能力がないのは知ってたんでしょ?」

M子「? ヒロくん来るから」

ヒロ「そっか。ごめん、姉ちゃん。一発、本気で叩くね?^^

~ まとめ ~


クメ「どうだったかな? ヒロくんのデートに役立ちそうな事、たくさんあったかな?」

ヒロありません! 一つもありませんでした!!

M子「つまり、デートに必要なのはってことねん?」

ヒロ「あった!? 愛、今のデートにあった!?

M子「次回は映画編よん!」

クメ「きちんと予習復習をしておくようにね」

ヒロ無理矢理、締めた―――!!



fin



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